*⌒*はかりのはなし*⌒*

まちなかグルメの撮影で田沼を訪れたときのこと。

トイレを借りるためにたぬまふるさと館に立ち寄ると…見慣れない道具が並んでいて、何やら作業をしているようです。

話を聞いてみると、計量器(はかり)の定期検査中とのことでした。

お店や病院・薬局など、はかりを使った取引や証明行為を行っている事業所は、計量法で2年に1度、はかりの検査を受けることが義務づけられているそうです。

確かに私たちは荷物を送るときも量り売りの総菜なんかを買うときも、表示された重さに何の疑いもなく取引しているな…と感じました。そのような信頼を築くためにこうして検査をしているんですね。

他にもばねばかりやデジタルのはかりなんかも検査していました
他にもばねばかりやデジタルのはかりなんかも検査していました
検査用のおもりを持たせてもらいましたが、見た目のイメージより重く感じます
検査用のおもりを持たせてもらいましたが、見た目のイメージより重く感じます
検査は県で実施しているので、おもりには「栃木県」の文字が
検査は県で実施しているので、おもりには「栃木県」の文字が

検査をしている方のお話によると、私たちが普段よく目にするはかりの他にも、昔ながらのはかりも検査しているそうです。

確かに以前、葛生のそば屋さんを訪問した際にも、「昔から使っているはかりだけど、2年に一度検査を受けているんですよ」というお話を思い出しました。

たくさんの“検査済み”であることを示すシールを見ると、その数が信頼の歴史なんだと感じました。